2011/03/06

隣のおばちゃん家でお夕飯

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今日は土曜日…
それは、一人暮らしの隣のおばちゃんが家族を呼んで夕食をとる日

以前、おばちゃんから「日本語を話せる孫が土曜日に夕食を食べに来るから、
その時にあなたも来なよ!」と言われていて、その日がやってきたらしい



夕方、お買い物から帰って来ると、玄関でおばちゃんに呼び止められる

「今晩、EAT??」と凄い勢いで話しかけてきたので「OK」と答えてしまう
「荷物を置いたら、家に来い」と言われて、そそくさとついていく…



こちら、おばちゃん

外でも裸足を気にしない65歳



よもぎの鉢に水あげ中

おばちゃんは
「よもぎは月経に良いの!!」
と、凄い事を公然と私に言う…

で、家に行くと家族はまだ来ていなくて、
おばちゃんは夕食の準備中

中華鍋のようなフライパンで
よもぎの卵とじを作っているそう


※ちなみに、このよもぎは
上の写真でおばちゃんが
水をあげている鉢植えから採取


で、こちら完成したディナー

左から豚の角煮、
インドネシアン料理の盛合せ
(おばちゃんはインドネシア出身)、
ゴーヤとチキンの炒めもの、
そして、先ほどのよもぎの卵とじ

日本の味噌汁的な位置付けと思われるスープは
魚の出汁に大きな人参と銀杏が入っている  

割と味は薄め…










で、ここで家族登場となるが…
あれっ??  日本語が話せる孫が居ない??!!!

なぜかおばちゃんと息子夫婦とその兄弟という
完全に中国語か英語しか話せない人たちだけ

「あれ??!孫は???」と心の底から聞きたかったけれど
ちょっとそんな雰囲気でも無いので、聞けなかった


で、みんなが中国語で会話する中で、もくもくと食べる
「ハオチー??(美味しい??)」とか「许多??(いっぱい??)」とか
聞かれて、うなずくしかできないワタクシ…


う~ん、何か凄いことになってしまった



で、みんなでディナーを食べた後はリビングでTVを見ながら歓談のひと時





…すると、

おばちゃんは突然立ち上がり
紙切れを持ってTVに近づいていく





TVには番号が…

おばちゃんに「何?」と聞くと、「宝くじ」だと言う

シンガポーリアンにとって宝くじは一大エンターテイメント
スーパーの宝くじ売り場は土日ともなると数十メートルの長蛇の列と成す

おばちゃんもご多分に漏れず、宝くじを購入し、TVで当選確認をしているらしい


しっかし、民放のTVで当選案内をするって…
凄い国だわ

で、息子(と言っても50歳手前のおじさん)に「ビール飲むか?」と聞かれ
「あ、じゃあちょっとだけ」と答えると、氷と共にビールが提供された

へぇ~、こっちの人って氷入れて飲むんだぁ…

と、感心していると
おばちゃんが「ペア、ペア」と
梨を差し出してくる

ん~、ビールと合わないんだよな

そして、それからは怒涛の翻訳が始まる

1.おばちゃんが言いたい事を中国語で紙に書く
2.私がiphoneの翻訳アプリで文章を翻訳し、内容を理解
3.私が返事を日本語から中国語に翻訳
4.翻訳後の中国語の画面を見せて、おばちゃんが返事を中国語で紙に書く


1.~4.を永遠に繰り返し


iphoneを活用して翻訳しまくって3時間以上、やり取りしてました
おばちゃんは知らない国から来た隣人の事が色々とわかって
それなりに満足し、嬉しそうでした



なんだかんだで家に帰って(と言っても隣なので5秒で帰宅)23時過ぎ

英語も中国語も話せないながらも、適当にコミュニケーションして
それなりに楽しく過ごして帰ってこれました

最後におばちゃんに「来週、お茶しに来なよ。」と誘ったところ
「用事が無ければ月曜日に行くわ」との事

よ~しっ!! 日本茶と何かつまむものを用意しなくちゃ


あ、何かこれ、団地妻っぽい…(@v@)))

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